職場の理不尽

　少し突き放すと

　なんということもなく思える

気持ち悪い輩は

どう直そうとしたって

治らないものだと割り切る

　

さて、週末

　待っていたものが

　郵便で届いた

　ずっと探していた

　ちょうど良い感じのが

　やっと見つかった

錆びた鎖‥

サビ具合がいい

本来の使い方では

　　ないかもしれないけど

　　今日からここに

他人にとっては

「なんじゃこれ?」が

自分にとっては宝物

　間に合わせの

　百圴のS字カンでは

　なんとなく違和感があった

吊るす主役は‥

せんとくんで湧いた

あの頃

ならまちの骨董屋で一目惚れ

店の前を３往復して

やっぱり買った

密密密の賑わいのなか

新聞紙にくるんで　

大事に抱えて帰った

あの頃から

　　変わり者だった

やっと吊るせた

錆びた鎖は

渋い脇役かな

古くなって

不要と思われたものにも

落ち着く先があるものだ

融通のきかない

私のような人間と重なる

不要と思われる場所に

ガチガチに

しがみついているよりも

錆びた姿で

風に吹かれ

ゆらゆら揺れているほうが

しあわせだなぁと

思うのであった🤭

会社生活なんて

　塀の中の生活

もうすぐそこから出るから

　残り時間は不条理さえも

　笑い飛ばせばいいさ

気がつけば

ここはいつもの

ベランダだけどね

さあ、洗濯洗濯‥

　また、

　旅に出たいなと思う週末だ