街道を行く
バスを降りて歩くのは
木曽路
タイムスリップの旅
しばし、あるく旅人となる
今日はどの旅籠で休もうか
馬もここで休んだのかな
旅人をお出迎え
街道の人のこころが優しい
囲炉裏が嬉しい
三月、
まさにこの季節だけの
光のおもてなし
刻々と光の角度が変わる
お日様の動きを
これほどまでに
感じられるとは
しんと心が澄んでいく
居間には
お雛様
旧暦まで ゆったり祝う
なんと豊かな時間
表に出て見れば
昔の喧騒は無く
中山道に
静かな時間が流れていた
お土産は
丁寧に作られた栗のご馳走
旅は続く