思えば

11連勤、

12日ぶりの丸一日休みであった。

決して仕事中毒症ではない。

（ベランダのバラが

　　　　満開になった）

定年後

休みが続くと

なんだか

世の中から

見放されたように

気が落ち込んで

趣味といっても

心から楽しめない時期があった

美しいものを見に

遠出もしたし

おしゃれをして

ひとり旅もした。

でも満たされることは

なかった。

母は

専業主婦から

子育てが終わって

調理のパートに出た後

親戚のお店で仕込みを任され

結局72歳まで働いた

時の流れは残酷なもので

母は働くなかで

父と仕事を失った。

父は病が見つかってから

あっという間になくなった。

残された母は

故郷も震災で流されて

父がまだ生きていると

本気で言い始めるようになった。

一人で自宅に引きこもっていた。

認知症がどんどん進んでいた。

もう少し働き続けていたら

よかったのかな‥。

母は精一杯頑張った。

今日のワイドショーで

年金生活が

物価高騰で圧迫され

高齢者が年金だけでは暮らせず

再び働き始める傾向が

あると言っていた。

ほんとそれ、

しかもほぼ清掃だったり

野外だったりの過酷系。

外国人の若者には

体力的にもかなわないし

一番安い労働力は

日本人シニアだと思われている。

だってたくさん集まるし

勝手に競ってよく働く。

昇給や所得倍増計画が

選挙公約になったとしても

シニアの賃金など

　　上がるわけもない。

福祉より軍事に

血眼の政権に見えて仕方ない。

年金の損失補填は

　たとえ最低賃金でも

脳のリハビリだと思って

　　仕事を続けるしかないな‥。

ただ

ブラブラしてても

楽しくないからな‥。

（これはなかなか面白かったです）

日本には誇れるものがまだある！