shizukanakurashiのブログ

人生の砂時計 のこりの一粒まで自分らしく生き生きと

  旅の活力

 

  初めてzoomというアプリを使っての

  ミーティングに参加した。



  自分がこんなことに挑戦するとは

  ありえないことだった。


  こういう年だからこそ 

  やってみた



  車椅子ユーザーの講師のかたを

  囲んでの交流。

  テーマは旅。

  旅についての経験談を聞く学びの場。

  ある病気から麻痺が残り

  立てなくなったこと、

  その後はじめてだらけの車椅子での

  生活での体験談を聞く。


  国内、

  そして海外での受け入れ体制の

  違いも。


  沖縄では、

  ビーチに板で通路があって  

  天敵である砂浜にも車椅子で出られたと、

  海岸にある階段では地元の人たちが

  「なんくるないさー。」

  とごくあたりまえに手伝ってくれたと。

  日頃からお年寄りや困っている人に

  手助けしている延長線だと感じたという。

 

 

   アジアの発展途上の国では

   ハードよりハート♥️

   設備が整わない国でも

   あたりまえのように

   困っている人を助ける国民性に

   触れたという。


   初めてのニューヨーク

   訪れたコンサート会場で

   前に人が大勢いてステージが見えなく

   車椅子だから仕方ないと

   同行した娘さんと座っていると


  「あんたたち困っているなら

   困っていると言わなきゃダメよ」

   日系のオネエ言葉の男性が

   声をかけてきた


   多様な人種が暮らす街、

   みんな何かに困っていて、誰が何に

   困っているのかいないのかを

   知らせないとわからないというのだ。


   声を上げたとたん、

   みんなが道を開けてくれ

   一番前に通してくれたそうだ。

   まるで映画のワンシーンのようだ。




   旅に行きたいから、

      毎日健康に気をつける!

   旅に行きたいからあれこれ調べてみる


   旅はココロの活力になっている

      とお話されていた。


   コロナ禍の今は

    ひたすら次の旅の構想に

     想いを馳せているという。



    時間が、足りないくらい、

           お話を聞く



   そして私たち参加者は

   車椅子ユーザーの人に実際 

    町で接するときの気配りなどを

   意見交換した。


 

   聞いているうちに、元気が出た。


 

   いつ自分や自分の家族が

   車椅子にお世話になるかわからない。

   あきらめないことが

   まわりを明るく照らしている。

 

   スマホごしの対談というのを

    忘れるところだった。


   コロナ禍を機にまたひとつ

      新しい経験をした。