もう食べられないのかと思うと
大好きだった和菓子屋が
四月末で閉店していたと知る。
直角に腰の曲がった店主さんが
いい感じで、よそには無い
絶妙な味と食感
あの店ならではの
菓子たちだった‥
たまに手伝いに出る奥さん
オシドリ具合が
癒された
『今年は予約の分だけです。
また来年よろしゅう
すんまへん。』
が、最後の会話。
今や幻の花びら餅と
なってしまった。
店主さん、
元気でいてほしい
またどこかで
復活してくれないかな。
地元にファンも多かったことだし
骨のある若者が
弟子入りしてくれてたらな‥。
やっと見つけた
もう2年以上前の写真
紅葉🍁のころ
錦秋だったかな‥
たしか、イチョウ‥
移転した先でも
元喫茶店みたいな内装
そのまんまで
明るい感じに調和していた
懐かしいなぁ
まさか閉店するとは
思ってなかったから、
写真など撮っていなかった
あの上品な
たたずまいの菓子たちには
もう会えないんだな
娘と寄り道出来るところが
またひとつ減ってしまった
寂しいことだ