shizukanakurashiのブログ

人生の砂時計 のこりの一粒まで自分らしく生き生きと

年賀状という生存確認

「この度、思うところあって

年賀状のやりとりを終わりにさせて

頂きます。」


ことしの寒中見舞いと称して

同世代の親族から届いたハガキ。


私もそろそろと思っていた矢先だったが

受け取ったときは

なんだか無性に寂しくなった。

縁を切られたような‥


昨今、職場でも

個人情報保護とかいって

住所は教え合わない。

この人が何処から来ているかは

毎日顔を合わせていても

あえて聞くこともない。


何年か前、一人暮らしになるタイミングで

大幅に年賀状のやりとりを断捨離した。


後輩たちとは

メールやLINEだけで済ましているし、

親たちの故郷から届いたものは

後出しで答えている、世代交代で

会ったこともない私くんだりに

形式だけの年賀状を出し続けるのを

強要させるのも申し訳ないからだ。


ただ

手の指で数えるくらいの友人には

相変わらず手書きの年賀状を書く


年賀状というより

安否確認。


ことしこれやりました。

字、まだなんとか書けてます。

という感じで。


郵便局に買いに行く楽しみや

どんな図柄にしようか、の

楽しみもある。


こういう時に

唐突な内容も

「あの人らしいな」と

受け入れてくれる友人だけが

最後の何人かに残った。


ことしのは思い切り元気の出る

全面手塗りで派手派手🫲


ふさいでいたって

すねていたって

貧乏だって


一年は同じ時間流れるのだ❗️

どうせなら元気にいこう


なとど妄想しつつ

一心に色鉛筆を走らせる

一日である。✏️


〈おとなしめバージョン〉

目上の人や、公的な人に、

と言っても5、6人‥


〈友人バージョン〉

ぱっと見て私の元気が伝わるように

下書きの下手を隠すように

一枚一枚色を塗る