あと少しで終わる3月
年度末の業務で忙しい一日だった。
忙しくしているほうがこの息詰まる事態を忘れられる気がした。
月のはじめのころは、今年こそ地震に備えて防災用品を揃えようと思っていた。
災害での避難生活ではひとり一日2ℓ。せめて一週間分の水の買い置きをと思っていた。
そして今は更に少なくとも2、3日は家から出ずにいられる食糧を備えようとしている。
国内では1月半ばにはじめて感染者が出てから今日までに2000人。この2週間で急激に1000人増えたと知る。
なんと重く長く春の訪れを心から楽しむことが出来ない3月になってしまったことだろう。
新元号の発表を心待ちにしていた一年前。
平成の年月を名残り惜しんでいた。
いまは危機を乗り越えるために
明日もがんばろう
今日の一花を添える
人と人が支えあう世界があるから